ARE you ready? お〜ん、そらそうよ!!
2023年5月27日(土)。娘夫婦に誘われて甲子園へ猛虎観戦してきました!
振り返れば前回甲子園に行ったのは2015年のセ・パ交流戦。実に8年ぶりの観戦です。その時の対戦相手は北海道日本ハムファイターズで、先発ピッチャーは今をときめく大谷翔平選手。この年プロ入り3年目でノリに乗っていた大谷くんに1対0で阪神タイガースが勝利したのでありました。そんな自称「勝ちを呼ぶオトコ」のワタシが応援に行くのだから『今日も負けるわけがないでしょう!』と、意気込んで阪神電車で大阪梅田から甲子園球場へ。
阪神甲子園球場は2024年に竣工100周年を迎えるので、それに向けて阪神特急もラッピングしていました。描かれているキャラクターは「巨人の星」の面々なのですが、阪神なのでメインキャラクターは星飛雄馬ではなく花形満であります。懐かしい〜〜。
試合開始約1時間30分前に娘夫婦と甲子園で合流。球場前で記念撮影です。娘婿のN君はタイガースのファンクラブ会員なので、娘もその影響で今やすっかり阪神ファン。我が家にいる時は野球のヤの字も知らなかったのに、今や中野選手推しだそうです。娘夫婦はタイガースのレプリカユニフォームを着て球場入り。ワタシは控えめに黄色のTシャツに縦縞のシャツを羽織って臨戦体制。あ、いちおうパンツも黄色の縞模様を穿いて行きました。
甲子園駅前の公式グッズショップは既に長蛇の列でした。ショップ入り口にある「真実の口(トラッキー仕様)」でアルコール消毒をしてから店内に入りグッズを購入。ワタシは近本選手の名前が書かれた応援タオルと岡田監督の口グセをモチーフにした「そらそうよ」タオルを購入して、いざ出陣です。「そらそうよ」タオルは中身が見えないような包装が施されていて全10色。どれが当たるかはわかりません。その中でもレアアイテムが岡田監督の写真入り。当たって欲しいか欲しくないかビミョーな感じでしたが、ワタシのは幸か不幸か顔写真なしの黄色×赤のタオルでした。
この日の対戦相手は讀賣巨人軍。『伝統の一戦〜THE CLASSIC SERIES〜』と銘打ったこの3連戦、両チームの選手ユニフォームは起源となった1リーグ初年度1936年当時の復刻版だそうです。意外と昔のユニフォームの方がシンプルでカッコイイ感じがします。記念品として来場者全員に見る角度によって絵柄が変わる特製ポストカードが配られました。野球に全く興味を示さない妻は、当日まで対戦相手は巨人軍と知らずに球場まで来たようです。しかしながら、娘夫婦から借りた黄色いレプリカユニフォームを着て、それなりにご満悦のご様子でございました。どんだけ〜。
この日もスタンドは内外野共に全席完売、満員の甲子園球場です。時おり心地よい浜風が吹く中、ビールやおつまみを口にしながら、みんなでメガホンを叩いてタイガースを応援。N君が早くから予約してくれたボックス席はくつろぎながら野球観戦を楽しめる最高の座席でした! ありがとう〜
<この日の試合概要>
先発ピッチャーは両チームとも中6日の登板で、阪神が大竹、巨人はグリフィン。両投手ともに安定したピッチングで6回までゼロ行進の投手戦。双方ランナーは出すものの、要所でしっかり抑えて「伝統の一戦」の名に恥じない緊迫したゲーム展開となった。
7回表も大竹は0点に抑えて自軍の攻撃を待つ。7回裏2アウトランナー2塁からピッチャー大竹の代打、渡邉がフォアボールで出て、ランナー1,2塁。この回に点が入らなければ大竹に勝ち星がつかない状況で、次の近本がセンターへタイムリーヒットを打ち1点先制!。2アウト2,3塁となり続く中野もセンターへのタイムリーヒットで3対0!!
9回2アウト、あと一人のところで巨人ブリンソンの2ランホームランが出て1点差に迫られたが後続の代打中田翔を阪神の加治屋が抑えて結局3対2で阪神が勝利。これで阪神は7連勝。7回裏に近本が逆転タイムリーヒットを打った時、チームプレーのすばらしさに大竹の目には感動の涙が光ったという。
ネーム入りタオルを掲げて応援した近本選手と中野選手が、この日の「打」のヒーローでした。そして「投」のヒーローは育成ドラフトでプロ野球入りして今年から現役ドラフトで阪神入りした苦労人 大竹投手です。言うまでもなく勝因は「勝ちを呼ぶオトコ」が観戦したから、、、ではなくて阪神タイガースの選手・スタッフ・首脳陣が一致団結してもぎ取った勝利への執念の賜物です。すばらしい試合でした!!
ところで、翌日のスポーツ紙やネットニュースには予想通り『大竹がベンチで号泣…』の記事があちらこちらで。。
最近マスコミはこの「号泣」という言葉をトコロ構わず安易に使いたがるんだけど、「号泣」の本来の意味は「大声をあげて泣き叫ぶ」という事で、感動で一筋の涙を流すような時に使う言葉じゃないんだけどなぁ〜。マスコミは言葉のプロなんだから言葉選びを間違わずに、その場のニュアンスをしっかり正確に伝えてほしいと感じる60おとこでありました。
お〜ん。そらそうよ!(by 岡田監督)