花と鯛で心を和ませる in おのころ
息子の婚約などで慌ただしかった4月ですが、去る4月14日〜15日は間隙を縫って春が旬の桜鯛を食べに淡路島へ行ってきました。
淡路島には我が国誕生時にできた最初の島といわれる、国うみの島「おのころ」伝説があります。また、「花の島」として公園整備にも力を入れているようで、無料で花を楽しむ公園や施設が数多くあるのに驚きました。
【兵庫県立公園 あわじ花さじき】
明石海峡大橋を越えて、まず向かったのは「あわじ花さじき」。
菜の花からポピーに花の盛りが替わる時期でした。その名の通り桟敷席から四季の花々を眺めるが如く、広大な花畑は圧巻です。
【舟木石上(ふなきいわがみ)神社】
続いて向かったのは舟木石上神社。旅行ガイド等にはほとんど掲載されていない、かなりマニアックな神社です。こちらは「太陽の道」と呼ばれる北緯34度32分のレイライン上に位置し、このレイラインには奈良県だと室生寺、長谷寺、三輪山、箸墓古墳などのスピリチュアルスポットが一直線に並んでいます。スピリチュアルな事象などは『偶然でしょ〜』とほぼ信じていないワタシなんですが、実は我が家もジャストこの北緯34度32分の直線上に位置するため、なんとなく興味が湧いて訪れてみた次第です。
こちらの神社の境内は未だに珍しく女人禁制が守られています。傍には女性参拝者用の参道があり、女性は側方から拝めるようになっています。真新しい看板にはツラツラと女人禁制の理由が書かれてあります。昨今イロイロ世間もうるさくて、風習を維持するのも大変なんだろうなぁ。主義主張は置いといて、とりあえず郷に入っては郷に従いました[E:#x1F605]。
【渚の荘 花季(はなごよみ)】
宿は洲本市にある「渚の荘 花季」を予約しました。全室オーシャンビューで系列ホテルの温泉にも自由に入れるのでこちらに決めました。
晴れた日なら眺めは最高だったと思いますが、この日はあいにくの曇り空で、ワタシの神通力も通じませんでした[E:#x1F4A6]。
夕食はお目当ての桜鯛のコースです。名物の「特選宝楽焼き」は海の幸、山の幸が蒸し焼きにされており、素材本来の味を楽しめてとても美味しかったです。
【伊弉諾(いざなぎ)神宮】
淡路市の伊弉諾神宮はイザナギノミコトが余生を過ごしたといわれる地に作られた日本最古の神社だそうです。『日本最古』を名乗る神社は日本各地にいくつかあり、過去にワタシが訪れた神社だと奈良県桜井市の大神神社と三重県熊野市の花の窟神社もそのうちの一つです。どこが本当に日本で一番古い神社なのかは神のみぞ知る、いや、神々の信者が各々最古だと名乗っているんだから、神にも分からないということなんでしょう。ƪ(˘⌣˘)ʃ
【パルシェ香りの館 & 淡路市立香りの公園】
淡路島にはハーブをメインにした施設もいくつかあります。パルシェ香りの館では温室内でフクシアを鑑賞し、淡路市立香りの公園では屋外でいろんなハーブを楽しみました。
【淡路夢舞台】
最後に訪れたのは淡路夢舞台です。人間によって壊された自然を元に戻して、人と自然が共存できる事を目指すプロジェクトとして、建築家の安藤忠雄氏が手がけたそうです。
苑内の建築物は全て斬新で面白いのですが、特に「百段苑」は山の斜面に沿って100個の花壇が階段状に並ぶユニークな作りになっています。こちらも天気が良ければ、より楽しめたのですが少し残念でした[E:#x1F61E]。
【あわじ島グルメトマト】
土産に買った「あわじ島グルメトマト」。トマト好きの妻とワタシは、旅館で食べるために少し買い、土産にも買って帰ったのでありました。種の近くにあるジュレ状の部分が少なく、甘味と酸味のバランスがとれたとてもおいしいトマトです。帰宅後、我が家ではモッツアレラチーズと一緒にいただきました[E:#x1F603]。
約半年ぶりの温泉旅行でした。
関西圏にも行った事のない素敵な場所がまだまだ沢山ありそうです。
やっぱり旅行は楽しいなぁ。