伊勢志摩の隠れ家でエネルギー注入 in ホテル槇之木

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コロナもようやく落ち着きはじめたかな?と思っていると、変異株(新しい型のウイルスに変質したわけではないので、巷で言われている「変異種」というのは誤りで「変異株」という表現が正しいらしい)が流行の兆し。

『様子見していたら、いつまでたっても旅行なんて行けない。親の病状も落ち着いているようだし、旅行でも行くか〜。』

という事で、思い立ったが吉日 (^-^)/ 。先週、伊勢志摩の「ホテル 槇之木」へ行ってきました。

我が町 奈良県宇陀市から伊勢志摩方面へはいくつかルートがあるのですが、ワタシのお気に入りは国道166号で高見山を越えて行くルート。交通量も少なく、道路も比較的整備されているのでオススメです。沿道の道の駅「飯高駅」で温泉に浸かり、そのあと368号に入って勢和多気ICから伊勢自動車道で伊勢へ向かう事が多かったのですが、国道166号をそのまま走ると松阪市に抜けるようなので、今回は松阪→伊勢を経由して志摩大王へ行くことに。


<洋食屋 牛銀>

松阪といえば、松阪牛。そんな松阪でも「和田金」と並んで名店とされるのが「牛銀」です。ランチは、そんな牛銀本店ですき焼き!と行きたいところでしたが、昼からそんな贅沢なものを食べてお腹がびっくりしてはイケナイ(ホントは予算の関係!?)ので、隣に店を構える姉妹店の「洋食屋 牛銀」へ。お昼前に着きましたが既に5組ほどが順番待ち。まあ、天気も良いし急ぐわけでもない旅なので気長に待つ事に。

順番待ちリストに記帳して待つ事約40分。ようやく入店。

ワタシは最近復活したというランチメニューのカツ定食をいただきました。旨味たっぷりの柔らかい牛カツに特製のデミグラスソースがマッチして、待った甲斐ありの美味しいランチでありました!

松阪でお腹を満たした後は、国道23号を走って伊勢神宮の内宮へ。参道のおはらい町通りは春休みが始まったせいか学生らしき若者でごった返していましたが、内宮の域内は比較的人出も少なめでゆっくりと参拝することができました。いつものとおり赤福で善哉をいただき、猿田彦神社と佐瑠女神社にも参拝した後、志摩市大王町波切にあるホテル槇之木へ。

<ホテル 槇之木>

旅行をする場合、目的となる観光地にあわせて宿泊先を決めることが常なので、宿で過ごすこと自体が旅の第一目的となる宿は少ないものです。ワタシがホテル槇之木に宿泊するのは、これで7〜8回目となりますが、こちらは旅の「第一目的」となる数少ない宿の一つです。

到着したのは17時頃。部屋から見える英虞湾の穏やかな景色は、いつ来ても心が癒されます。

18時 夕暮れ時。夕焼けに空が染まり始めた頃、とびきりのご馳走が待っている1Fのレストランへ。

食前酒から宴は始まります。今宵の前菜は烏賊とズッキーニのソテー。

大ぶりの地元牡蠣の香草焼きでは皿の上で炎の演出がなされています。

泡立てられたブロッコリーのスープは野菜の優しい味が追いかけてきます。

新鮮なお造り。伊勢海老をはじめとした地元の海の幸が満載です。

お待ちかね鮑のステーキです。バターの風味と柔らかい歯応えの食感がたまらない。(*≧∇≦)v

美味しいので、鮑の断面ショットもサービス(笑)。カットしてあるので、お箸でもいただけます。

和牛のソテー。美味しくて写真撮るの忘れてて、ひと切れ食べてからのショット。

肉料理前の口直しのソルベや、食後のコーヒー&ドルチェも手ぬかりなし。ぜ〜んぶ美味しいのです。

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翌朝。朝の英虞湾は、これから1日始まるゾと、夕方とは表情を少し変えます。この日は、少し風が強かったのですが、いつもは穏やかな海です。

槇之木の朝食は和食です。和も洋もこんなに丁寧に美味しく作れるオーナーシェフは努力家で天才なんだとワタシは思う。

食後はテラスで恒例の記念撮影。潮風が心地よい。

ホテル槇之木はオーナーシェフと奥さんの基本お二人で切り盛りされています。Gotoトラベルが突然停止となりこちらのお宿も例に漏れず、予約キャンセルが相次いで大変だったようです。コロナの影響で色々と苦労の絶えないホテル経営だと思うのですが、美味しい料理を創る寡黙なご主人と、明るく楽しい接客の奥さんのコンビネーションは健在でした。県道から狭い小路を分け行って佇むロケーションも相まって、とてもくつろげる隠れ家的なお宿です。なんとかコロナ禍を乗り切ってもらいたいなぁ〜と思いながら、宿をあとにしました。

<あづり浜>

2日目も天気が良かったので朝から志摩半島の南端をドライブ。なにやら綺麗なビーチがあったので車を停めてしばし休憩。

「あづり浜」といって夏場は海水浴場になる遠浅の美しい海岸です。

この近くにある御座白浜海水浴場へは、子供が小さい時に海水浴によく連れて行ったので絶対近くを通っていたはずなのですが、当時は全く気づきませんでした。どうやら最近整備されて綺麗になったようです。太平洋の外海に面しているので水平線が綺麗に見えます。ドライブの小休止には絶好のロケーションでした。

<横山展望台>

あづり浜でのんびり波の音を聞いた後、今度は上から英虞湾の景色を眺めるため横山展望台へ。

こちらも最近整備されて綺麗になりました。伊勢志摩観光の宣材写真の景色として使われたりするようになったので、平日の朝としてはそこそこ賑わっていました。

黄砂か花粉の影響かはわかりませんが、少し靄がかかっていました。でも、英虞湾を展望するにはここは外せない絶景ポイントです。


という事で今回の小旅行も伊勢志摩を満喫することができて、ワタシのエネルギーも注入完了です。

桜のシーズンも間もなくだ。また、4月から忙しくなる予感〜

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