LIVEの準備でおおわらわ

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妻の還暦JAZZライブに向けて、準備も大詰め。雑用係のワタシは、当日配布するプログラムや入場チケット作成におおわらわでした。
遠方で参加できない友人のために、後日YouTubeで映像を公開する予定なので、当日ワタシはビデオ撮影を担当します。iPadProを固定カメラとして使ってステージ全体を撮影し、iPhone11Proで演奏に合わせたズーム画像を撮るつもりです。映像はiPhoneやiPadで綺麗に撮れるだろうけど、肝心の音のほうがiPhoneの内蔵マイクでは少し心許ない。

で、iOS対応の外付けマイクをネットで色々と調べてみました。ワタシの選択判断基準は以下の5点です。

1. 音源を綺麗に録音出来ること

2. かさばらずに持ち運びも出来ること

3. 横長の映像でステレオ音声も正しく定位していること

4. iOSのカメラアプリと連動していること

5. iPhone11ProとiPadProの両方に対応していること

しかし、残念ながらすべての条件を満たすものはなく、いずれかの条件はあきらめなければなりません。

そんな状況の中、ワタシが選んでつい先日到着した商品が、こちら ↓ ↓

SHURE MV88+ Video Kit」です。

SHURE社といえば個人的には学生時代にアナログレコードプレーヤーのフォノカートリッジを使っていたので馴染みのあるメーカーです。また大学の放送局ではPA用にSM58というダイナミック型のマイクロフォンを使い倒していたのでメーカーとしての品質や耐久性の信頼感も有ります。(ブランドイメージって大事だとつくづく思う。。。) ということで、条件の1番はクリア。

持ち運びについては、パーツが数点あるものの、バラバラに取り外してからひとまとめに出来る便利なロールアップケースが付いているので2番目の条件もクリア。

3番の条件については、iPhoneを横方向で撮影したときに左右正しく音を録る事ができるものが意外に少ないようです。Lightning端子直結のマイクだとiPhoneを縦方向にして音を録る事を前提にしているので、横向きの映像と音のアンバランスが発生してしまいます。今回選んだ「SHURE MV88+ Video Kit」なら上の写真のようにクランプとマウントでマイクと横向きiPhoneを固定するため、ほぼカメラの上にマイクが固定出来て映像と音のギャップが解消されます。また、ミニ3脚が付いているので固定での撮影にも手持ち撮影にも両方使えるので便利です。この点で、この製品に勝るものは無いと判断し条件クリア。

4番の条件についてオーディオビジュアル評論家の人が『iOSの標準カメラアプリでは利用出来なかった』とネットでレビューを書いていたので諦めていたのですが、ワタシが実際に試してみるとちゃんとMV88+を認識して利用できました[E:#x1F600]。無料で供給されている専用の「ShurePlus MOTIV Video」という動画撮影アプリだとiPhone11Proの超広角レンズには対応していないので、動作保証されていないとはいうもののiOS標準カメラアプリで利用できて良かったです。(なぜ専門家のレビューに『利用できない』と書いていたのかはナゾ。Verの問題?動作保証の問題??)  ただし、この「ShurePlus MOTIV Video」は同じく純正の「ShurePlus MOTIV」という細かい音設定が可能なオーディオ専用アプリと連携できるのですが、iOS標準カメラアプリで録画する場合にもこの音設定が生きているのかは不明です。SHUREのWebページのFAQには『MV88シリーズのマイクにはDSPが内蔵されていますので、弊社アプリで調整した指向性やゲイン等をマイクロホン本体が記憶しています。』と書かれているので標準的カメラアプリでも大丈夫だろうと期待しています。なので、4番の条件もなんとかクリア!

以上の通りこの製品は、ほぼ私の望む条件を満たしているのですが、5番の条件のみ満たしていません。

Lightning端子付きのiPadなら使えるようですが、我が家のiPadProはUSB Type-C端子なのでNG。キットにはUSB Type-Cとの接続ケーブルも1本付いているのですが、これはあくまでもAndroid携帯用なので物理的にiPadProと接続できても認識はしないようです。残念!

今回、購入したのは「SHURE MV88+ Video Kit」に「SE215」という密閉型イヤフォンとRycote社製のウィンドジャマーが付属した「Shureポータブル動画撮影キット」というセットです。ウィンドジャマーは屋内なので今回は使いませんが、マイクにはイヤフォンジャックが付いていて、その場でモニターが出来るようになっているので「SE215」は重宝すると思います。


さて、準備もほぼ整い、あとは本番を迎えるばかり。妻の永年の夢の舞台なので、しっかり記録できるようワタシも頑張るつもりです。

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