瀬戸は日暮れて夕波小波の旅(2日目)

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瀬戸内の旅2日目は兵庫県尾道市と愛媛県今治市の間にある6つの島を橋でつなぐ「しまなみ海道」と呼ばれる瀬戸内自動車道を通って四国へ渡りました。

 


 

しまなみ海道はサイクリングコースとして人気ですが、ドライブコースとしても島めぐりが楽しめます。島ごとに各々特徴があり、いずれの島もゆっくり巡りたいところ。しかし、2泊3日の旅程ゆえ今回は6島のうち瀬戸内レモンの産地として有名な生口島(いくちじま)だけを巡りました。

 

【瀬戸田サンセットビーチ】

生口島で最初に向かったのは「瀬戸田サンセットビーチ」。夏場は海水浴客で賑わうビーチもシーズンが終われば静かな浜辺に様変わりです。この島には「島ごと美術館」とよばれるアートプロジェクトがあり野外アートが点在しています。それを見つけるのが、この島を巡る面白さでもあります。

 

【平山郁夫美術館】

瀬戸田サンセットビーチに向かう途中で中から観光客がゾロゾロ出てきた建物があったのでビーチで調べてみると、そこは「平山郁夫美術館」でした。

『聞いた事があるような無いような名前やなぁ。。。』

とりあえず、サンセットビーチで写真を撮影した後、もう一度県道を戻って訪ねてみることにしました。

純和風の凜とした佇まいの建物。ロビーからは美しい庭園が望めます。

 

平山郁夫画伯は生口島生まれだそうで、絵を見て『シルクロードをたくさん描いた人!!』と思い出しました。館内には平山氏の歩みを紹介するとともに、リトグラフの販売(百万円以上!)もされており、撮影はOKとなっていました。

 

【ちどり】

当初、今治でランチにしようと考えていたのですが、美術館を出ると11時を過ぎていたので生口島でメシ屋を物色することに。

妻が『あの店、美味しそうやった!』と言う「ちどり」という店の前には「レモン鍋」と「たこ料理」の文字が踊る。

オンナの勘は鋭い(妻の場合、勘を働かせる場面が一般女性と異なるような気がするが。。。)ので、こちらに決定!!

店に入ると、すでに半分以上席が埋まっている状態。どうやら人気店らしい。やはりオンナの勘は鋭い。

注文したのは「たこ飯とレモン鍋セット」です。「レモン鍋」は瀬戸田レモンの酸味がちょうど良い具合に醤油ベースの魚介だしの旨味に混ざります。ポイントはレモンを出汁に数秒つけて引き上げる事。長時間レモンをつけるとレモンの皮の苦味がて出るそうです。初めて食べるレモン鍋、とてもお美味しかったです!

そして錦糸玉子で覆われた「たこ飯」。中にタコがたくさん入ったかやくごはんが隠れています。蛸の味がご飯に染み込んでいてこれも絶品でした。また行く機会があったら、次もこれを注文しようと思うほど満足なランチメニューでありました。

 


 

生口島南ICから再び西瀬戸自動車道に乗って、しまなみ海道最後の来島大橋を渡れば四国の愛媛県です。

愛媛県今治市で土産のタオルを買いに今治タオル本社に立ち寄り、そこから松山自動車道を走って西へ。2日目は香川県観音寺市のビジネスホテルに宿をとっていたので、ひとまずチェックイン。

日暮れ前に、南米ボリビアのウユニ塩湖のような写真が撮れると話題の「父母ヶ浜」へ行ってみました。(その模様は次回に!)

 

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