音楽で絆を感じる 〜Wedding Party〜

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思えばキッカケは昨年6月「billboard LIVE osaka」での出来事。息子の婚約者(今の奥さん)のご両親に招かれて渡辺貞夫さんのライブへ行った時のこと。

4月に両家顔合わせを行なったばかりで未だ結婚式の段取りも検討中だったこの時期、両家の目に留まった『Billboard Live Wedding』のインフォメーション。『ほぉ〜!?  こんな舞台で結婚式もできるんや〜。』
二人とも学生時代からずっと音楽に親しみ、川の流れが合流するように同じ合唱団で出会い、結婚することになった二人。一流のミュージシャンがコンサートを行なう華やかな舞台と美味しい料理。これほど二人の披露宴にふさわしい場所は無い!と直感。先方の両親とも『ここで披露宴なんて素晴らしいですよね〜』と意気投合。
帰って即、息子たちに『結婚式はbillboard LIVE osaka でやったら??』と提案しました。(予算など顧みず、かなり無責任なワタシ)
後日、息子たちも会場を訪れてすっかり気に入った模様。
結局、結婚式と親族中心の披露宴は今年2月に春日大社と奈良ホテルで行なったのですが、音楽仲間や職場の皆さんを招いて「Music Festival」として、二人が自分たちで企画した音楽結婚披露宴をbillboard LIVE osakaで執り行うことになりました。


イベント当日の2023年6月11日。大雨男の息子のイベントなので、この日の天気も当然、雨。息子は『梅田の地下街につながっている会場で、天気は関係ないから良かったやろ?!』と言うけど、ワタシ達はモグラじゃ無いので地上で生きている以上、地上の天気が関係なくは無いわけで。。。でも、開始前は小雨で、終了する頃には雨も止んでいたので、大雨男が主催イベントの天気としては及第点かな〜。「晴れたも同然」と言っても過言では無い??

会場は一日貸切。エントランスホールのスクリーンには二人が歩んできた思い出の写真がスライドショーで次々と映し出されていました。

午前中のリハーサルを終えて、正午開場で12時半開演予定。
いつものとおり、我々家族は息子から進行スケジュールなど企画内容の詳細は知らされないまま本番突入です。

いよいよオープニング。二人が作成したオープニングムービーには、『参加者の皆さんに音楽を存分に楽しんでもらいたい』というメッセージが込められていました。

オープニングムービーのあと、新郎新婦がマイク片手に合唱曲「マイバラード」を歌いながら入場。伴奏は新婦の大学時代のお仲間です。

息子が勤める会社の先輩に音頭をとっていただき、和やかな雰囲気の中で参加者全員で乾杯。

続いてウェディングケーキ入刀とファーストバイト。ファーストバイトは2月の披露宴でも行なったので、正確にはセカンドバイトなのですが、食いしん坊の息子は今回もスコップ(関東ではこちらを「シャベル」というらしい)でケーキを頬張りました。

その後、コース料理をいただきながら、ゲストの皆さんによる余興ステージを楽しみました。「余興」といっても学生時代に音楽を専攻されていた方が多く、ア・カペラや器楽合奏など聴きごたえのあるパフォーマンスをご披露いただきました。

ゲストの皆さんの余興の後、新郎新婦は一旦退場してその後、2ndステージへ。

2ndステージのオープニングでは二人揃ってオレンジの衣装に着替えて「美女と野獣」を歌いながら登場しました。新郎の友人の奥様のsaxと新婦の友人のpianoによる素敵な伴奏に合わせた新郎新婦のハーモニーです。
『美女と野獣って、そのままやないかい‼️
とヤジを飛ばしてやろうかと思いましたが、一応ワタシは新郎の父なので自粛。

写真撮影タイムの後はシークレットゲスト3名によるステージです。このシークレットゲストの内容だけは、事前に聞かされていました。なぜなら、シークレットゲストは全員我々親族だからです。

シークレットゲスト一人目は新婦の姪っ子ちゃんで、新婦とピアノの連弾で「バタフライ」を演奏してくれました。しっかりした挨拶と素敵な演奏で、会場は大いに盛り上がりました。

シークレットゲスト二人目は、新郎の母親、つまりワタシの妻が務めました。妻は念願のbillboard LIVEで歌えるとあって喜びと不安で胸がいっぱい。。。と思いきや、歌前のスピーチでいかに客を笑わせるかを直前まで一生懸命考えていたようです。その甲斐あってか、上○恵美子よろしくナニワのオカントーク炸裂で会場は笑いに包まれ、すっかり客席が温まったところで歌に入りました。(君はお笑い芸人か?!)
妻が二人のために歌ったのは「ラバーズコンチェルト」。新婦がピアノ伴奏してくれることはあらかじめ決まっていたのですが、我々へのサプライズで息子もギターで加わりファミリーの心温まる演奏となりました。息子は妻にもう少し驚いて欲しそうでしたが、妻は(billboardで歌える感動>息子のサプライズ)だったようで、意外と塩対応でありました。かわいそうな息子。。。

そして三人目のシークレットゲストとして、引き続き新郎新婦の伴奏に合わせて新郎の妹、つまりワタシの娘が歌いました。どれだけ我が家は歌が好きやねん!というハナシですが、娘は昔から我が家の歌唱力番付トップ(娘>妻>息子>ワタシ)でありまして、この日もSuperFlyの「輝く月のように」を熱唱して、会場から大喝采を浴びていました。

そして、エンディングはコーラス仲間の皆さんがステージに上がり、参加者全員で「Ob-la-di,Ob-la-da」を大合唱しました。


音楽を愛する二人が、音楽を愛する仲間と一緒に歌ったり、演奏したりしながら祝った音楽結婚披露宴。

コンサートに行ったような、とても楽しい披露宴でした。

エンターテイメントは心の栄養です。

これからも仲間を大切にして、音楽を楽しんでほしいな。

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