瀬戸は日暮れて夕波小波の旅(1日目)

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7月某日一通の案内メールが届く。一昨年泊まって快適だった「汀邸 遠音近音」が広島県尾道市に風変わりな姉妹館をオープンさせたらしい。

尾道からだと、人気の「しまなみ海道」を通って愛媛の今治へも行ける。その流れで香川で念願の本場さぬきうどんも味わえるかも?

『よっしゃ、行こう! 2泊3日瀬戸内の旅や!!』

という事で、9月第1週にまたもやドライブ旅行をしてきました。 今回は小出しに1日づつ旅レポします。


朝8時過ぎに家を出て、高速道路を乗り継ぎ尾道に到着したのは午後1時前。コインパーキングに車を停めて尾道を散策しました。この日は沖縄近海で台風が迷走していて不安定な空模様。旅程3日間の気象予報は雨でしたが、なんとか曇り空で持ちこたえてくれました。

尾道に行ったら昼は尾道ラーメンを食べなきゃいけません(誰が決めた?)。食事をするために並ぶのはイヤなんですが、見知らぬ街で下調べなく入る時は逆に行列を目印に店を選ぶことにしています。7〜8人ほど店の前で並んでいた中華そば屋があったので、この「つたふじ 本店」に決定。待つこと10分余りで入店できました。麺は細麺で魚介だし。背脂のコリッとした歯応えがアクセントになっていて美味かったです。

尾道ラーメンでお腹を満たした後は、千光寺山ロープウェイで尾道の街並を一望できる千光寺公園へ。

今年4月にオープンしたばかりという「千光寺頂上展望台 PEAK」は螺旋階段と陸橋を組み合わせた面白い造形で、しまなみ海道の島々を見渡す事ができます。

千光寺公園からは天気を気にしながら文学のこみち千光寺を経て尾道市街地へ。石段の坂道を徒歩でゆっくりと下りました。

初日の宿泊先は「HOTEL BEACON ONOMICHI(ホテルビーコンおのみち)」。 冒頭で紹介したとおりJR尾道駅2階に今年7月にオープンした駅舎一体型のホテルです。

部屋は「サイクルツイン」と呼ばれるスタンダードツインだったので決して広くありませんでしたが、室内には携帯電話を画面共有できる大型プロジェクターやサイクリストのためにロードバイク専用ラックが設られておりユニークで機能的な部屋でした。また、駅舎2階という事ですぐ真下に尾道駅ホームが見える鉄道マニア垂涎(?)の立地です。

食事はホテル併設のRestaurant & Bar 舷(GEN)で朝夕ともにいただきました。

ディナーコースは瀬戸内の魚介類を中心としたコース料理でした。素材を活かした丁寧な味付けで美味しかったのですが、広島県産の牡蠣が解凍っぽくて少し残念。

朝食はスムージーをはじめ身体に優しい健康的な朝食。適量が木箱にパッケージされていて、お弁当気分でおいしくいただきました。


初めての尾道市内観光でしたが有名観光スポットがコンパクトにまとまっているので移動時間も短く済みました。尾道は特に女子に人気のようで女子旅ペアが目立ちました。

2日目は朝からしまなみ海道を通って四国に向かいました。(次回に続く)

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