これを機会に地元の名所を探訪3 & WWDC2020

またまた地元クイズです。

さて、道路の左側に奇妙なものがぶら下がっています。これは何でしょう?

ん?見えにくい??

それでは、もう少しズーム。

ん?よくわからない??

それでは、逆方向から撮影した写真をどうぞ。

どこから見てもよくわかりませんよねぇ〜 (^_^*)

<答え>

「勧請綱」(かんじょうづな)もしくは「勧請縄」(かんじょうなわ)といって、『ここから神域ですよ』という目印だそうです。昔の人は災厄防止や、子孫繁栄などを願って神事として綱を張っていたとのこと。この風習は今でも大和を中心にいくつか残っており、ワタシが撮った写真は宇陀市額井(ぬかい)にある十八(いそは)神社の勧請綱です。中央にぶら下がっている竹筒には五穀が入っているようで五穀豊穣の願いも込められています。明日香村にある勧請縄は、男性のシンボルと女性のシンボルを大きな綱で形どってぶら下げているいるようで毎年1月に「綱掛神事」と言われる掛け替え儀式が行われるそうです。これは子孫繁栄祈願でしょうね。都会生まれのワタシにとって、このように古くから言い伝えられたおおらかな風習は逆に新鮮です。

勧請綱のある結界から200〜300m程、額井岳に向かって坂道を登ったところに十八神社はあります。本殿は最近建立したのか、極彩色なので意外でした。

十八神社からは高見山地や紀伊山地の山々が見渡せます。宇陀は風習も風景ものどかです。

*************

ところで、日本時間6月23日未明にAppleの開発者会議(WWDC2020)がオンライン配信されました。ワタシの注目は自社開発のCPU Apple Silicon と macOS Big Sur (なんと19年ぶりのメジャーアップデート!)発表でした。MacのCPUの歴史を振り返ると68K(モトローラ社製)→PowerPC(モトローラ,IBM,Appleの共同開発)→Intel製といずれも独自のものではありませんでした。そういった意味でMacの開発には一種の「囚われ感」があり「コンピュータ」という枠組みから抜け出る事が出来なかったような気がします。その一方でiPhoneやiPadはずっと自社開発のCPUを使っているのでiPhoneは「携帯電話」の枠組みを、iPadは「タブレット端末」の枠組みを自ら作り、壊して飛び出した感がワタシにはあるのです。そういった意味でもMacの自社開発CPU搭載はAppleがMacにどんな展開を与えるのか楽しみで仕方ありません。o(´∇`*)o

でもな〜。定年の身やからMacを買い換える余裕は未だ無いな〜。今のMacも未だ3年目やしな〜。そや、年金入る歳になったらSilicon Mac買おうっと。

うだよろし

Apple製品を愛するB型人間 奈良県宇陀市在住 還暦を迎え、人生2周目を周回迷走中。

シェアする