これを機会に地元の名所を探訪2
前々回に続き、地元の名所を巡ってみました。
いきなりですがクイズです。
↓↓ 下の写真 ↓↓ 様子がなんだか普通ではありません。さて、どうなっているのでしょうか?
<答え>
木の幹が癒着して数本の杉が1本の大木のようになっています。
少し引いたアングルはこちら ↓↓ 。
これは、奈良県宇陀市榛原高井にある「高井の千本杉」という杉の古木です。この杉の木は奈良県の天然記念物に指定されています。比較できる対象物が周りにないので、ワタシが撮影した写真だけでは大きさがいまひとつわかりにくいですが、癒着した幹の太さは25mにもなる巨大な樹木です。こちらのサイトに人が並んで撮影されている写真が掲載されていたのでご参考まで。実際に見ると、異様とも思える神秘な感じと、その生命力に圧倒されます。
石段を登って林立する枝を見ると森のように生い茂っているのがわかります。小径沿いには祠があり信仰の対象となっているようです。
杉は水をよく集めるので、昔は掘った井戸の近くに「井戸杉」として植える事があったそうで、高井の千本杉もそんな何本かの井戸杉が癒着して形成されたようです。ちなみに、井戸水は今も杉の近くで流れ続けており、奈良県が制定する「やまとの水」にも認定されています。
井戸を枯渇させないための人の営みが植物を育て、育った植物の生命力が人々の信仰対象になる。昔の人は物質面でも精神面でも輪廻のように植物と共存しながら生きて来たのだと感慨にふける60おとこでありました。
生命力ハンパないですね。
残りの人生、しっかり生きないと!
そんな風に思いました。
たろさん、
植物だけど
動物のような意思を持っているようで
生きる力を感じます。
我々も、まだまだ頑張らないとね! (^_-)
語らずとも伝わる
なんか 背中を見せられているみたい
うん 我々も まだまだ ほどほどに 頑張ろう
(⌒・⌒)ゞ
高忠さん、
この杉の推定樹齢は約600年、
我々の約10倍です。
まさに背中。
派手さは無いけど、
生きる勇気を
もらうことができます。