北近畿の旅 2日目(経ヶ岬〜伊根)
北近畿を巡る旅 2日目。
城崎温泉から兵庫県北部の豊岡市街地に南下し国道178号線を走って京都府に入りました。国道178号は海岸線を走るので、天気がよければ見晴らしがよく絶好のドライブコースです。
エメラルド色の海には屏風岩など様々な形の岩が点在しています。波打ち際で岩盤が削られ平面となった「海岸段丘」の上に棚田が作られていました。海と棚田の意外な組み合わせが、海なし奈良県民には新鮮に映りました。
<経ヶ岬灯台>
2日目最初の目的地は「経ヶ岬灯台」。丹後半島の北にある近畿地方最北端の灯台です。
経ヶ岬駐車場からだと岬の先端でわずかに顔をのぞかせている白亜の建物が経ヶ岬灯台です。駐車場から灯台までは遊歩道の登り坂を登ること約20分。灼熱の太陽の下、汗だくになりながらようやく到着しました。
崖の上に立っているので灯台自体の高さはほとんどありません。しかし「日本の灯台50選」に選ばれるだけあって、青空に石造りの白い壁が映えます。
<道の駅 舟屋の里伊根>
経ヶ岬からさらに30分ほど国道178号線を走れば、伊根の舟屋群を見渡せる「道の駅 舟屋の里伊根」に着きます。このあたりはランチ営業をしている店が少ないせいか、駐車待ちの車が渋滞しており駐車するのに30分待ち、さらにレストランで20分ほど待たされました。都会だとイライラして待っていられないワタシですが、田舎の観光地なら待てるのはナゼ?
ランチは道の駅の中にある「レストラン舟屋」で鯛のあらだき定食をいただきました。
レストランの窓からも展望台からも対岸の舟屋群を見ることができます。伊根湾を一望したいのならここから見るのが良いと思います。
舟屋が並ぶ漁村の家並と宿の様子は次回お届けします。